詰襟がきつくなったら

ここ数年、当店がメインで販売している詰襟はサイズアップ機能つきです。

↑襟の内側にこのマーク。

こちらの商品は、胸囲が6cm広がります。

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ということで、胸周りのサイズアップ方法のご案内です

詰襟のわきの下にある縫い目を両サイドに引っ張ると、赤い糸が出てまいります。

その赤い糸をリッパーや糸切りばさみなどで切ります。

この時、布を切らないようにご注意ください。

1箇所切れたら、わりと簡単にほつれていきます。

両側に引っ張りながら、時々赤い糸を切りつつほどいていくと割と簡単です。

当店でもお受けいたしますが、有料です。

なので、ぜひご家庭でトライしてみてください。

ちなみに、店が忙しくないとき(まぁだいたい忙しくないんですが)は、直接ご案内しますので、やってみてくださいね。リッパーもちゃんとあります。

制服採寸の時期

9月に入り、新入学の制服採寸のお問い合わせがチラホラ。

当店では、「ご注文受付は12/1スタートです」という決まりはありません。

随時受け付けております。

が、だいたい12月に入ってからが多いです。

早い方は11月下旬からご来店されます。

 

「採寸の時期が早すぎるとサイズが心配!」という方もいらっしゃいますが、どこの学生服販売店でも、成長を見越してお見立ていたします。

それでも万が一、2月頃の納品時に「思わぬ成長を遂げた」場合でも、交換対応(※1)いたしますのでご安心ください。

 

むしろ、「ウチの息子は今が伸び盛りだから」と言って2月下旬以降にお申し込みされるほうが、危険です。

 

小学校の卒業式にはほぼ間に合いませんし、入学式ギリギリ、3月に入ってからですと入学式に間に合わない場合もございます。

 

世の中、コロナによって流れが変わっているのもありますが、それ以前に「働き方改革」で製造業の稼働率も変わってきています。

 

当店は「製造販売」ではございませんので、早めにメーカー様に発注し、作っていただいております。

 

12月中に採寸をされたお客様のサイズがなかったり品薄になった場合は、すぐに追加発注をかけて手配ができますが、2月に入ってからですと、メーカー様も全国からの注文が集中している時期ですので、すぐに対応することができません。

 

なので、当店に限らず、2月下旬以降のギリギリのお申し込みはご注意ください

 

「入学式まで1か月あるから大丈夫でしょ」

意外とそいうでない場合もあるんです。。。

 

痩せ型で腕の長いお子さま、お尻や太ももの筋肉が発達している男の子、足のサイズが21.0cm未満のお子さまは、なるべく年内にご相談くださいませ。

 

学校採寸会につきましては、明確になりましたら別途ご案内いたします。

 

※1 …交換対応には、未使用・無記名・商品タグなどが外されていないこと等の条件がございます。

2/21(金)以降のご注文について

本日2/20を持ちまして、制服のご注文は一旦締め切らせていただきます。

2/21以降のご注文も、もちろんご対応させて頂きますが、「小学校の卒業式で着用したい」というご要望には、お応えできない場合もございます。

また、お取り寄せが必要なサイズにつきましては、入学式に間に合わないこともございます。

状況によって、お断りせざるを得ない場合もございますので、ご了承ください。

新型肺炎のことで、製造メーカー様では部品の供給ができないという話、出ています。

また、中国の働き手の方が春節で帰省したまま帰ってこれず、労働力不足というお悩みも。

学校で使用しているシューズやスポーツウエアなど中国製のものも多く、この時期になって入ってこないトラブルも起こりつつあるようです。

でもこればっかりは、誰も責めらせません。

とは言え、どうなってしまうのでしょうね、色々。

 

2020年、スタートです。

本日1/7(火)より、通常営業致しております。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

↑甥のウルトラマンにみかんを添えて。

今年の目標は「清く正しく、手際よく」。

特に新入学のお客様には、スムーズに採寸、ご心配をおかけしない納品、そして何よりムダのないご購入を的確にお勧めできるよう、努めてまいります。

店頭採寸

12/14に領家中の学校採寸会を無事に終えたその日の午後から、青木中のお客様からのご予約が増えました。

 

と言っても、当店は大手さんと違いこじんまりとした商店ですので、色々とお話をしながらゆったりと採寸しています。

今のところ、ほかのお客様と重なってしまったりということもなく、ゆったりとお選びいただけます。

ご来店の記念に、パパママにも
青木中のブレザーを。
ご兄弟で。

12/24(火)が終業式で、翌25日からは店頭採寸も増え始めております。

曜日や時間帯によってはほかのお客様と重なってしまうこともございますので、採寸につきましてはあらかじめご予約をいただきますようお願いいたします。

当店の営業時間がご都合に合わない場合も、ぜひご相談ください。

電話 048-222-2845

メール info@mitamaya.shop

果たしてその人はベテラン?①

数年前の出来事になりますが、「学校採寸会で注文書を出したけれどサイズが不安なんです…」というご相談を受けたことがあります。

理由を伺うと「ベテランママさんに『同じ値段だから大きいサイズを買った方がいい』と言われ、ワンサイズ大きいものを注文した」とのこと。

 

ご注文書を拝見すると、ウエストも股下も書き直してありました。

 

ご来店いただき、注文のサイズを履いてもらいましたら、まるでハカマ。

 

もうなんていうか、例えが古いですが「遠山の金さん」状態。

 

ベルトをしてもウエストは「きんちゃく」。

 

それを毎日履かなければならないお子さんにとっては、ストレス以外の何者でもありません。

 

また、大きすぎる学生服は着ている時の不格好さだけでなく、摩擦で生地を傷めてしまうこともあります。

 

私たち販売業者は、採寸の時期からご入学までの期間や、お子様の成長を考慮してお勧めしています。

 

もちろん、成長具合によっては、お直しで対応しきれないこともありますが、できるだけ、必要に応じてお直しをしながら、快適に長く着ていただきたいと思っています。

お下がり学生服の落とし穴

今どきの学生服は進化しているので、昔ほどテカテカになったり毛羽だったりしません。

なので、いただき物の学生服もさほど「お下がり感」なく着られることが多いです。

 

ただし!

ご注意いただきたいこともあります。

 

兄弟姉妹または親戚、もしくは普段から交流のあるお知り合いならいいのですが『友だちの友だち』という、お知り合いを介しての譲り受けの方はとくに気を付けてください。

 

いざ貰ってみたらサイズが全然合わなかったり、ということが多々あります。

その場合、

*相手にお礼をする

*クリーニングに出す

*お直しに出す

*スポーツバッグが有料になる

3年間持たなかった

全部が当てはまらなくても、結果的に高くつくこともあります。

 

できることなら、前もってのサイズ確認をお勧めいたします。

 

特に「中学の卒業式が終わってからじゃないと、もらえないんです」という方、万が一サイズが合わずにご購入となっても、お取り寄せが必要となった際には入学式に間に合わない場合もございますので、ご了承ください。

 

お直しは8月下旬に。

夏休みが始まると、意外と増えるのが冬服のお直し。

学生服を着ないこの時期、チャンスを逃す手はありません。

ですが、夏休みの40日間で 体型の変わるお子さん、意外と少なくないんです。

体重はそのままだけど予想外に身長が伸びる子、開放的な履物(サンダルなど)で足が大きくなる子、部活動を引退して増量する子、などなど。

9月から冬服になるわけではありませんので、慌てなくても大丈夫です。

お仕事の都合等で、夏休み中にやっておきたいとお考えのお客様も、お差し支えなければ、8月下旬頃にお子様とおいでください。

時間的にご都合のつくお客様は、9月中旬くらいでもよろしいかと思います。

例年10月上旬くらいまでは夏服を着用される方が多いので。

早めに直したのに、夏休み明けたら「何ということでしょう~」なんてことが ございませんように。

尚、お預かりしてから仕上がりまで、3~4営業日ほどお待ちいただきますので、ご予定のあるお客様は逆算してお持ちください。

そして必ずお洗濯してきてくださいね。

料金につきましては、こちらをご覧ください。

上履き洗い

お客様から時々伺うのが「上履きが恐ろしく汚い」件。

中学生ともなると、週1で持って帰る子の方が珍しいでしょう。

せいぜい学期末。

へたすりゃ学年末に持って帰って来て、ハイ!「廃棄」。

でも、毎週末持って帰る小学生の上履き汚れはなぜ???

メーカー様に相談をしてみたところ、原因の多くは

1.洗剤が落ち切っていない

シューズ専用洗剤や、ウタマロ石鹸、オキシクリーンに、ワイドハイターEX。

ゴシゴシ洗いにつけ置き洗い。白いシューズを蘇らせるための、あの手この手。

でも、洗剤がちゃんと落ちきっていないと、せっかく苦労して洗っても、変色の原因となります。

2.直射日光で乾かしている

お日様にあてると殺菌効果がありそうな気がしますが、劣化を早めます。

また、前述の「洗剤が落ち切っていない」場合、黄変してしまいます。

日当たり抜群の南向きのベランダでも、なるべく陰干しになるよう工夫してみてください。

そもそも布製の上履きなどの多くは、「防汚加工」や「撥水加工」などが施されています。

それを、白さを求めるがゆえに、漂白剤や洗剤でつけ置きをしてしまうと、その加工を破壊してしまいます。

つけ置きするなら、40度以下の常温(ただの水道水)。

湿ったあとに中性洗剤を「適量」つけて洗い、よくすすぐこと。

インソールが外せるタイプは、別々に洗って干しましょう。

こちらのタイプ、インソールは外れません。
めんどうでも、ヒモは必ず外しましょう。
このように、はずすことができます。

ちなみに私はサンプルを洗ったあと、ニトリで買ったスリッパホルダーにかけて干しています。

さらに、それを稼働している室外機の前に置いちゃうこともあります。

(↑かなり早いし、実は汚れません)

上履きの汚れは「うちの子だけ」ってことはないと思います。

恐らくみんな同じように汚れています。

清潔が一番。色は二の次。

できればサイズアウトするまで、履いてくださいね。

冬の学生服のお手入れ

夏服になって2か月。そういえば冬服って…

時々「冬服はまだハンガーにかけたままです。でも●ァブリーズしてありますから…」なんてお話を伺います。

「除菌・消臭スプレー」は、汚れまで落としてくれるわけではありません。

夏服のシーズン中は、必ず冬服の洗浄をしてください。

学生服のブランドによっては汗脇パットが内蔵されているものもありますが、特にこのタイプは放置厳禁です。

汗がたまったパットに雑菌が繁殖することがあります。

そして、時間をかけて増殖した雑菌は、臭い始めます。

思春期のお子様にそんな制服は…。

今どきの学生服は、だいたいどこのブランドでもご自宅で洗えます。

ですが、当店がそれをあまり強調しないのは、

おうちクリーニングモード」や「ドライコース」や「手洗いコース」などで「洗濯用中性洗剤」を使用し、「洗濯ネット」に入れて「単独」で洗う。

そして「脱水は極めて短く」、「厚めのハンガー」にかけて「陰干し」。

ふぅ…。

スラックス等はともかく、ブレザーや詰襟を洗うのは意外と手間がかかるんです。

手間を惜しまず手洗いしても、すすぎが足りずに洗剤が部分的に残ってしまったり…。

干し方によっては型崩れしてしまうこともありますし、ちょっとアイロンが必要かな~なんてことも。

何万円も出して購入したものですから、上衣だけはクリーニング店のプロの腕に託す方がいいかも知れません。

お下がりを着るお子さんがいる場合は、特に、です。