数年前の出来事になりますが、「学校採寸会で注文書を出したけれどサイズが不安なんです…」というご相談を受けたことがあります。
理由を伺うと「ベテランママさんに『同じ値段だから大きいサイズを買った方がいい』と言われ、ワンサイズ大きいものを注文した」とのこと。
ご注文書を拝見すると、ウエストも股下も書き直してありました。
ご来店いただき、注文のサイズを履いてもらいましたら、まるでハカマ。
もうなんていうか、例えが古いですが「遠山の金さん」状態。
ベルトをしてもウエストは「きんちゃく」。
それを毎日履かなければならないお子さんにとっては、ストレス以外の何者でもありません。
また、大きすぎる学生服は着ている時の不格好さだけでなく、摩擦で生地を傷めてしまうこともあります。
私たち販売業者は、採寸の時期からご入学までの期間や、お子様の成長を考慮してお勧めしています。
もちろん、成長具合によっては、お直しで対応しきれないこともありますが、できるだけ、必要に応じてお直しをしながら、快適に長く着ていただきたいと思っています。