夏服のお洗濯(洗濯機編)

しばらく着ない制服。

汚れや汗を放置すると、雑菌が繁殖しニオイの原因にもなります。

夏の終わりには

「クッサ!」って、ならないとも限りません。

何しろ代謝の激しいお年頃です。

汚れは早めに落としましょう。

★ 夏ズボン・スカートを洗濯機で洗う場合 ★

1.おうちクリーニングモード(比較的ゆっくり洗うモード)

2.「おしゃれ着洗い」の中性洗剤を使用

3.すすぎは2回(←結構重要)

4.脱水は弱め(30秒~1分)

5.終わったら放置せずになるべく早めに陰干ししましょう

というのが定番です。

補足するとすれば、洗剤を入れすぎないように注意してください。

洗剤が落ち切っていないと、黄ばみや劣化の原因になります。

あとは、ポケットに物が入っていないか、ファスナーは閉じてるか、ご確認を忘れずに。

また、40℃以上のお湯は使わない方がいい気がします。

当店ではサンプルを洗うとき、マグネシウムエコ洗剤という組み合わせで使用しています。

洗濯物の量をあまり詰め込みすぎないようにして、ゆっくり15分かけてお洗濯しています。

体操着やワイシャツは普通に脱水していますが、スラックスやスカートは30秒~1分程度と短め。

干すときはなるべく、ウエスト部分を輪にして陰干しします。

ご参考になりましたでしょうか。

次回は「手洗い編」です。

冬の学生服のお手入れ

夏服になって2か月。そういえば冬服って…

時々「冬服はまだハンガーにかけたままです。でも●ァブリーズしてありますから…」なんてお話を伺います。

「除菌・消臭スプレー」は、汚れまで落としてくれるわけではありません。

夏服のシーズン中は、必ず冬服の洗浄をしてください。

学生服のブランドによっては汗脇パットが内蔵されているものもありますが、特にこのタイプは放置厳禁です。

汗がたまったパットに雑菌が繁殖することがあります。

そして、時間をかけて増殖した雑菌は、臭い始めます。

思春期のお子様にそんな制服は…。

今どきの学生服は、だいたいどこのブランドでもご自宅で洗えます。

ですが、当店がそれをあまり強調しないのは、

おうちクリーニングモード」や「ドライコース」や「手洗いコース」などで「洗濯用中性洗剤」を使用し、「洗濯ネット」に入れて「単独」で洗う。

そして「脱水は極めて短く」、「厚めのハンガー」にかけて「陰干し」。

ふぅ…。

スラックス等はともかく、ブレザーや詰襟を洗うのは意外と手間がかかるんです。

手間を惜しまず手洗いしても、すすぎが足りずに洗剤が部分的に残ってしまったり…。

干し方によっては型崩れしてしまうこともありますし、ちょっとアイロンが必要かな~なんてことも。

何万円も出して購入したものですから、上衣だけはクリーニング店のプロの腕に託す方がいいかも知れません。

お下がりを着るお子さんがいる場合は、特に、です。