お客様から時々伺うのが「上履きが恐ろしく汚い」件。
中学生ともなると、週1で持って帰る子の方が珍しいでしょう。
せいぜい学期末。
へたすりゃ学年末に持って帰って来て、ハイ!「廃棄」。
でも、毎週末持って帰る小学生の上履き汚れはなぜ???
メーカー様に相談をしてみたところ、原因の多くは
1.洗剤が落ち切っていない
シューズ専用洗剤や、ウタマロ石鹸、オキシクリーンに、ワイドハイターEX。
ゴシゴシ洗いにつけ置き洗い。白いシューズを蘇らせるための、あの手この手。
でも、洗剤がちゃんと落ちきっていないと、せっかく苦労して洗っても、変色の原因となります。
2.直射日光で乾かしている
お日様にあてると殺菌効果がありそうな気がしますが、劣化を早めます。
また、前述の「洗剤が落ち切っていない」場合、黄変してしまいます。
日当たり抜群の南向きのベランダでも、なるべく陰干しになるよう工夫してみてください。
そもそも布製の上履きなどの多くは、「防汚加工」や「撥水加工」などが施されています。
それを、白さを求めるがゆえに、漂白剤や洗剤でつけ置きをしてしまうと、その加工を破壊してしまいます。
つけ置きするなら、40度以下の常温(ただの水道水)。
湿ったあとに中性洗剤を「適量」つけて洗い、よくすすぐこと。
インソールが外せるタイプは、別々に洗って干しましょう。
ちなみに私はサンプルを洗ったあと、ニトリで買ったスリッパホルダーにかけて干しています。
さらに、それを稼働している室外機の前に置いちゃうこともあります。
(↑かなり早いし、実は汚れません)
上履きの汚れは「うちの子だけ」ってことはないと思います。
恐らくみんな同じように汚れています。
清潔が一番。色は二の次。
できればサイズアウトするまで、履いてくださいね。